この機能は、ストックオプション(SO)の付与に関わる契約書を、システム上のデータを用いて効率的に作成・送付するための機能です。
保有者ごとに異なる氏名、住所、株数などを自動で反映させた書類を一括生成し、そのまま電子署名の依頼まで完結できます。
電子契約の準備と作成
1.事前準備
電子契約を作成する前に、以下の準備が完了しているかご確認ください。
未完了の場合は、参照ガイドを確認して設定を行ってください。
ホーム画面のメニューから「SO管理」を選択します。
1.SO情報の登録
電子契約に紐づけるSO(発行済または発行予定)の基本情報を登録します。
2.対象者の登録
SOを付与する対象者(保有者)の情報を登録します。
参照ガイド:【SO管理】SO保有者を追加する
3.SOの割当
登録したSOを各対象者へ割り当てます。
参照ガイド:【SO管理】SOの割当/行使/消却を行う
2.作成の開始
電子契約の管理画面へ移動し、新規作成の手続きを開始します。
「SO管理」画面で「電子契約」タブを選択します。
電子契約の一覧画面より「契約を開始」ボタンをクリックします。
STEP.1 基本情報の設定
契約書のタイトルや、紐付けるSOの種類などの基本となる情報を設定します。
1-1. 契約の基本事項を入力する
登録済みのSOを選択し、契約書テンプレート(PDF)をアップロードします。
各項目を入力後「次へ」をクリックします。
項目 | 内容・説明 |
紐付けるSO | 選択したSOに関連するデータを書類作成時に自動挿入できます。 |
参照する割当予定日 | 「発行予定SO」を選択した場合のみ設定が必要です。 |
契約方式 | 「発行予定SO」を選択した場合のみ設定が必要です。 |
テンプレート | 契約書の元となるPDFファイルをアップロードします。 |
タイトル | 契約書のタイトルを入力します。送付先の対象者(保有者)の画面にも表示されるため、分かりやすい名称にしてください。 |
STEP.2 データ挿入位置の指定
アップロードしたテンプレート上のどこに、どのデータを表示させるかを設定します。
補足:スムーズに作成するためのポイント
住所の改行や、印字位置の微調整など、書類をより見やすく作成するためのコツを別ガイドにまとめています。配置作業の前にぜひご一読ください。
参照ガイド:【SO管理】契約書作成のポイント
2-1. 挿入するデータ項目を配置する
「挿入するデータ」から項目の種類を選択します。
フォントサイズを設定し、「データを挿入」ボタンをクリックします。
マウスのドラッグ&ドロップで、挿入された項目を適切な位置へ移動させます。
補足:配置時の注意点
後からの編集不可:一度挿入した項目のフォントサイズなどは、後から変更できません。修正したい場合は、項目の右上の「×」ボタンで一度削除してから、再度挿入し直してください。
利用フォント:システムから挿入される文字のフォントは「Noto Serif(源ノ明朝)」で固定されています。
2-2. 挿入可能なデータ項目の種類(STEP.1の設定による違い)
STEP.1で設定した「紐付けるSO」の種類によって、利用できるデータ項目が制限されます。
※任意のデータ項目(下記以外の独自項目など)を追加することはできません。
データ項目名 | 利用できる条件 |
対象者名 | 常に利用可能 |
対象者住所 | 常に利用可能 |
対象者メールアドレス | 常に利用可能 |
対象者の取得予定個数 | STEP.1で「発行予定SO」を紐付けた場合のみ |
対象者の保有個数 | STEP.1で「発行済SO」を紐付けた場合のみ |
STEP.3 対象者の選択と内容確認
契約書を作成する対象となる保有者を選択します。
3-1. 契約対象者を確定する
一覧から契約書を作成する対象者にチェックを入れます。
その際、STEP.2で配置した各項目の値(住所や個数など)が最新かつ正確であるか必ず確認してください。
確認ポイント
挿入漏れの確認:STEP.2で配置し忘れている項目がないか、値が空欄になっている対象者がいないかを確認します。
データの正確性:表示されている個数や住所が、現在の決定事項と一致しているか確認します。
3-2. 契約対象者が表示されない場合
対象者の登録がされていない、またはSOが割り当てられていない可能性があります。 以下の手順で対象者を追加してください。
「対象者を追加」ボタンをクリックします。
電子契約に紐づくSOの画面が別タブで開きます。
必要に応じて、「保有者を追加」または「SOの一括割当」を行い、対象者情報を登録します。
登録・修正完了後、契約作成画面(元のタブ)に戻ると一覧に対象者が反映されます。
3-3. 表示されている情報を変更したい場合
各対象者の右側にある三点リーダーのメニューから編集ができます。
編集した内容は即座に契約対象者の一覧へ反映されます。
3-4. 表示される対象者(STEP.1の設定による違い)
一覧に表示される対象者は、STEP.1で選択した「紐付けるSO」の設定に応じて以下の通り変化します。
紐づけるSO | 対象者(保有者) |
「発行済SO」を選択 | 該当する証券(SO)を現在保有している人 |
「発行予定SO」を選択 | 指定した「割当予定日」に取得予定となっている人 |
SOを「未選択」 | SO管理に登録されているすべての保有者 |
STEP.4 最終確認と契約書作成
すべての設定内容を確認し、書類を一括生成します。
4-1. 設定内容の確認
「契約書を作成」ボタンを押す前に、以下の4つのポイントで最終確認を行ってください。
①契約基本情報の確認
「契約基本情報」より、選択した「紐付けるSO」「契約書テンプレート」「契約タイトル」に誤りがないか確認します。
②データ挿入位置の確認
「契約書と挿入するデータの位置」より、プレビューを見ながら、挿入位置に誤りがないか、必要なデータ項目に過不足がないかを確認します。
スクロールで全ページを確認してください。
③対象者と挿入データの確認
「対象者と挿入するデータ」の一覧にて、各対象者の個別情報(氏名、保有個数、住所、メールアドレス)が正しく反映されているか確認します。
④作成される契約書の確認
「契約書を確認」ボタンをクリックし、対象者ごとのPDFをダウンロードして、実際の印字位置や内容にズレがないか最終チェックを行います。
4-2. 修正が必要な場合
確認の結果、修正が必要な場合は、画面上のナビゲーションから各ステップへ戻って操作してください。
・契約書のテンプレート自体(PDF)を変更したい場合
→ STEP.1 基本情報の設定まで戻って再アップロードしてください。
・項目の挿入位置やフォントサイズを修正したい場合
→ STEP.2 データ挿入位置の指定まで戻って配置し直してください。
・対象者の情報を修正したい場合
→ STEP.3 対象者の選択まで戻って情報をを編集してください。
4-3. 契約書の作成
最終確認後に「契約書を作成」ボタンをクリックします。
重要:作成後の修正はできません
「契約書を作成」ボタンを押した後は、テンプレートの変更や挿入位置の修正は一切できません。
修正が必要な場合は、一度データを削除して最初からやり直す必要があります。
必ずこの時点で、印字ズレや内容に誤りがないか入念に確認してください。
作成完了後の操作
1.電子署名を依頼する
契約書の作成が完了すると、電子署名の依頼の画面が表示されます。
・すぐに署名依頼を送る場合は、「電子署名を依頼」ボタンを選択してください。
参照ガイド:【SO管理】契約書類の署名依頼
・契約書の内容を再度確認したい場合は、「後で依頼」を選択してください。
詳細画面(契約状況画面)に遷移します。
<ご注意>電子署名を依頼する前にご確認ください
電子署名の依頼送信後は、内容の変更や取り消しができません。
以下の制限事項を事前にご理解の上、操作を進めてください。
・費用の発生:電子署名依頼時には、送付先1人につき330円(税込)の料金が発生します。いかなる場合も返金はいたしかねますのでご注意ください。
・依頼後の削除・修正不可:電子署名依頼後は、smartround上から契約書の削除を行うことができなくなります。そのまま未対応分として残ってしまうため、必ず依頼前に十分な確認をお願いします。
・間違い発覚時の再作成コスト:依頼後に誤りがあった場合は、契約書の作成からやり直す必要があります。
電子署名の再依頼が必要となり、再度人数分の料金が発生しますので、送信前の最終確認を徹底してください。
2. 契約詳細画面での管理
作成した契約の詳細は、以下の項目で確認・操作できます。
基本情報: 紐付いているSOのリンク、契約方式、契約者数などを表示します。
署名: 全体のステータス、代表者の署名状況を確認できます。
契約書の対応状況: 対象者ごとの署名ステータス、個数、住所を確認できます。
契約書PDFの個別プレビューも可能です。

利用できる操作・機能について
項目名 | 説明 |
①電子署名依頼 | 「電子署名を依頼」ボタンから、代表者および契約対象者への電子署名依頼を開始できます。 |
②署名 契約書一括ダウンロード | 「契約書を一括ダウンロード」ボタンから、全対象者の契約書をZIPファイルで一括ダウンロードできます。 |
③個別契約書のプレビュー表示 | 各対象者の契約書アイコンをクリックすることで、PDFプレビューモーダルで契約書を確認できます。 |
④契約対象者の削除 | 各対象者の三点リーダーから「対象者から削除」を実行できます。 |
⑤メールアドレスの編集 | 契約書テンプレートにメールアドレスのデータ項目が含まれていない場合、各対象者のメールアドレスを編集できます。 |
3.契約書の修正・削除(ミスがあった場合)
作成中の契約書に誤りがあった場合、署名依頼前であれば削除が可能です。
契約書の「削除」または「特定の対象者のみ削除」のいずれかを、状況に応じて選択してください。
方法1:契約書を削除して作り直す
契約書一覧画面の三点リーダーから「削除」を選択し、最初から作成し直します。
方法2:特定の対象者のみ削除して作り直す
間違えた人の分だけ詳細画面から「対象者から削除」を行い、残りの正しい人たちにはそのまま電子署名を依頼します。
その後、間違えた人の分だけタイトルに「(訂正分)」「(追加送付)」などとメモ書きをして、新規に契約書を作成してください。
<ご注意> 契約条件の整合性について
別々に作成する場合でも、契約書の内容(SOの規定や行使価額など)が、先に送付した他の対象者の条件と相違ないか、必ず最終確認を行ってください。
























