🚀

スタートアップ向けスタートガイド(3.最初の資金調達を終えた方)

タグ
ファイル&メディア
このガイドでは、初めてsmartroundを利用するスタートアップの方向けに、まず初めに行うべき設定やお勧めの使い方をご案内します。smartroundの新規登録はこちら(最短約3分で登録完了します)。
💡
最初の資金調達を終えた方は、主に以下の用途でsmartroundを利用することができます。 ・既存投資家とのコミュニケーションや依頼事項の管理 ・ファイナンスや経営情報、各種資料の共有 ・株主総会 ・ストックオプション管理
 
目次

1.[基本設定]会社情報を充実させ、一般公開する

ℹ️
会社情報を一般公開すると、他の投資家やアドバイザーにつながり申請を送信してコミュニケーションする際に、相手の方があなたの会社の情報を確認し、承認するか判断しやすくなります。まず最初に会社情報を充実させ、一般公開することをお勧めします。 また、会社情報を一般公開すると、投資家向けsmartroundの検索結果に表示されるようになるため、投資家からアプローチを受けて資金調達につながることもあります。詳細はこちらの事例をご覧ください。
ホーム画面から「会社情報」を選択してください。
「編集」をクリックし、各項目を入力してください。
ℹ️
特に以下の情報を入力することを推奨します。 「会社名」「法人番号」「本店所在地」「通貨」「設立日」「決算月」「資本金」「従業員数」「業種・特徴タグ」「事業概要」「ホームページ」「主要メンバー(代表取締役)」
ℹ️
一部の項目は、「国税庁の法人番号法人番号公表サイト」 に掲載されている法人情報を自動反映することができます。会社名を入力して「法人情報の検索と自動反映」をクリックしてください。
保存した後、設定ボタンをクリックしてください。
共有対象設定を「一般公開」に設定し、保存してください。一般公開URLをコピーして共有すれば、smartroundのアカウントがない方でも会社情報を閲覧できます。

2.[基本設定]つながり申請を送信する

ℹ️
つながりが成立すると、その方とチャットなどのコミュニケーションができるほか、つながった方が投資家やアドバイザーであれば会社情報・資本政策など貴社のデータを共有することができるようになります。 また、つながった方がsmartroundパートナーの場合、スタンダードプラン(月額3,000円)を無料でご利用いただけるようになります。詳しくはこちらをご覧ください。
ホーム画面から「つながり」を選択してください。
つながり申請をクリックし、以下の3つの申請方法から選択してください。
  • [おすすめ]smartroundパートナーに送信
    • 250社以上のVCや事業会社、スタートアップ専門の士業などのsmartroundパートナーを検索し、つながり申請を送信することができます。
  • URLを任意の方法で送信
    • つながり申請用のURLを発行し、メッセンジャーなど他のツールに貼り付けて申請先の方にアクセスしてもらうことで、つながりを成立させることができます。
  • メールで送信
    • メールアドレスを入力し、つながり申請用のメールを自動送信できます。
つながりが成立するとホーム画面に通知されます。つながり先がsmartroundパートナーの場合、無料でスタンダードプランにアップグレードされます。まずはチャットでお礼のメッセージを送りましょう。
スタンダードプランは自社メンバーの追加を人数制限なく行うことができます。smartroundを共に使用したり、情報を共有したい自社の方をメンバーに追加しましょう。

3.[基本設定]証券データを登録する

ℹ️
証券データとは、既に確定したファイナンスのデータです。会社設立から直近のラウンドまでの証券や株主、資金調達の条件などを一元管理することができます。 作成した証券データは株主名簿や新株予約権名簿としてエクスポートできるほか、株主総会における株主情報として利用できます。また、証券データ自体を他の投資家やアドバイザーに共有することもできます。
ホーム画面で「証券データ」をクリックしてください。
会社設立から現在確定しているファイナンスまでの情報を、イベントとして登録してください。
作成した証券データは株主名簿や新株予約権原簿としてエクスポートできます。株主総会での活用や、他の投資家などへの共有については後述します。

4.[活用例]既存投資家とのコミュニケーションを管理する

ℹ️
つながっている方とはチャットでコミュニケーションができるほか、依頼事項がある場合はタスクを作成してアサインすることもできます。 他のメッセンジャーと異なり、会社のメールアドレスに紐付いているため、異動や退職に伴う管理もスムーズに行うことができ、情報漏洩などのリスクを低減させることができます。既存投資家やアドバイザーへの情報共有や依頼などにご活用ください。
ホーム画面で「チャット」をクリックしてください。
「新規作成」をクリックし、つながったユーザとのチャットルームを作成してください。
つながっているユーザとチャットを開始することができます。チャットルームへのメンバー追加や退出といったメンバー管理も可能です。
依頼事項はタスクを作成してアサインすることができます。ホーム画面で「タスク」をクリックしてください。
「新規作成」をクリックし、各項目を入力してください。作成が完了すると担当者にメールで通知されます。タスク作成後は予め設定したリマインド設定に基づきリマインドが通知されるほか、未完了の状態で期限切れになった場合はリマインドメールが送信されます。

5.[活用例]ファイナンスや経営情報、資料などを共有する

ℹ️
既存投資家やアドバイザーに、smartroundを通じてファイナンスや経営情報、資料の共有を行うことができます。従来、様々なツールやフォーマットでバラバラに行われていた共有を一元管理することで管理コストを大幅に削減することができます。

5-1.ファイナンス情報の入力

5-2.経営情報の入力

ホームから「経営管理smartround」をクリックしてください。
「編集」をクリックし、まず財務情報を登録します。
会計freeeをご利用中の方は、freeeが提供するAPIを使って財務データを自動で取り込むことができます。
 
マネーフォワードクラウド会計をご利用中の方は、推移表CSVをアップロードして財務データを自動で取り込むことができます。
上記以外の会計サービスをご利用の場合またはKPIや従業員数などを入力する場合は、編集画面から入力することができます。セルの一括コピー&ペーストができるため、他のスプレッドシートから一括でコピーして貼り付けることもできます。
入力した結果は経営管理smartroundの「グラフ」ビューで概況を表示することができます。月次報告も入力できるため、投資家への報告に使って頂くことも可能です。

5-3.決算情報の入力

「経営管理smartround」の「決算情報」をクリックしてください。
会計freeeをご利用中の方は、freeeが提供するAPIを使って財務データを自動で取り込むことができます。
直接編集する場合は「編集」をクリックしてください。セルの一括コピー&ペーストができるため、他のスプレッドシートから一括でコピーして貼り付けることもできます。

5-4.ライブラリに資料をアップロードする

ホームから「ライブラリ」をクリックしてください。
ライブラリには、投資家からリクエストされることが多い資料ごとにフォルダが自動作成されています。必要なフォルダに資料をアップロードしてください。

5-5.入力したデータや資料を共有する

共有先の会社の担当者とつながりを成立させたうえで、「会社間のデータ共有」から設定してください。投資家やアドバイザーの属性に応じて、異なる閲覧権限を付与することもできます。

6.[活用例]株主総会を行う

💡
株主総会smartroundを活用することで、招集通知の送付や委任状の回収と集計をオンラインで完結して実施することができます。株主総会の運営が初めての方でも、基礎知識や一般的な流れを解説した株主総会マニュアルがあるため安心です。
ホームから「株主総会smartround」をクリックし、基本設定を入力してください。
まず株主を登録します。証券データを入力済の場合、株主名は予めプリセットされています。
「編集」をクリックし、担当者の連絡先と保有株式のデータを入力してください。
保有株式は証券データから自動反映することができます。
株主情報の入力が完了した後、株主の皆様に招集通知を株主総会smartroundを使って電子メールなどの方法で送付することについて予め承諾して頂きます。「事前承諾申請」をクリックしてください。
申請を送付する投資家を選択し、送付してください。回答はメールで通知されます。
事前承諾の回答が集まったら、株主総会の準備を開始します。「新規作成」をクリックし、株主総会の概要や議案を入力してください。
招集通知や同意書、一部の参考書類は自動生成することができます。
ℹ️
必要な議案が選択されているのか、必要な書類が添付されているのかなどは、御社固有のニーズとなるためご自身で判断いただく必要があります。間違うと取り返しが付かない可能性があるため、自信のない方は必ず司法書士などの専門家にご相談ください
作成が完了すると、招集通知が株主にメールで送信します。株主が委任状に回答すると、主催者の方にメールで通知されます。
委任状の回答状況や議決権の集計は画面上で確認することできます。

7.[活用例]ストックオプションを管理する

SO管理smartroundは、証券データに登録した株式のデータとSOのデータを一元管理することでストックオプション発行時に資本政策と連動させてシミュレーションをすることができます。また、株式併合・分割などがあった場合、自動で行使時の取得株数などの情報が再計算されるので、面倒な計算やヒューマンエラーを減らすことができます。
さらに、SO保有者のアカウントを払い出すことで、従業員へのインセンティブを可視化して強化することができます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
 
現在、SO管理smartroundはプロプランのみご利用頂けます。プロプランにアップグレードする場合は、ホームからプラン名を選択してください。
「アップグレード」を選択し、お支払い情報を入力して送信すると、プロフェッショナルプランにアップグレードされます。
プロフェッショナルプランの場合、SO管理smartroundにアクセスすることができるようになります。詳細はこちらのガイドをご覧ください。

8.[活用例]その他(資本政策・優待特典など)

smartroundは他にも以下のような活用方法があります。ご関心あればぜひご覧のうえ、ご利用ください。