報告書を作成する

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smartround上で保存されている投資先データを使って報告書を作成することができます。 報告書の形式をテンプレートとして予め定めておき、そのテンプレートを適用して報告書を作成することができます。報告の用途に応じて柔軟に報告書を作成することができます。 報告書の入力は、投資先から共有されたデータ、または自社で入力したデータを取得して自動入力することができます。
目次

・報告書のテンプレートを作成する

投資管理smartroundから報告書を作成するスタートアップを選択し、スタートアップの会社詳細ページに移動します。
画面右上の「報告書」のタブを選択し、画面左側の「新規作成」から「テンプレートを追加」を選択します。 (作成済のテンプレート、または当社が提供している「概況書(デフォルト)」テンプレートをもとに報告書を作成することができます。)
*「概況書(デフォルト)」とは、2022/7/26までに『概況書類』機能としてご提供していた形式のテンプレートです。以前の概況書類のフォーマットで報告書を作成する場合は、このテンプレートを適用し「新規作成」してください
表示される画面にて、ブロックや項目、ブロックの並び順、ブロック名の変更などの編集ができます。 またブロックごとの表示、非表示の設定も行えます。
一度テンプレートを作成し保存すると、再度作成する必要はございません。
*文言や数値はテンプレート用にすべて仮の内容を表示しています。 *カスタムフィールド項目の編集(項目の追加・名称変更)は「管理情報」で設定できます。

・テンプレートを適用して報告書を作成する

「新規作成」から報告書の作成方法を選択します。 「概況書(デフォルト)」か作成済みのテンプレートのいずれかを選択いただけます。
また、作成時に「基準日」を設定できます。「基準日」を設定すると基準日以前のデータをもとに報告書が作成されます。

・報告書の入力

選択した雛形(テンプレートもしくはデフォルト)にデータを入力します。
スマートラウンド上で入力・共有されているデータの入力方法は、投資先から共有されたデータを取得する方法、自社で入力したデータを取得する方法、手動で入力する方法の3種類になります。
投資先から共有されたデータを取得する場合は、「共有データを取得」を選択することで、データが自動で入力されます。データを取得後、手動でも編集可能です。
*「共有データ」または「自社データ」を選択してデータを入力した場合、当該投資先の証券データや会社情報と連動して随時更新されるわけではなく、「データを取得」を選択した時点でのデータを取得して表示しております。そのため、証券データ等で変更があり報告書のデータを最新にする場合は、都度データを取得し上書きする必要がございます。
投資先から共有されたデータを自動入力する場合、当該スタートアップからデータへのアクセス権限を付与されている必要があります。こちらの手順につきましては、参考記事をご参照ください。
 
一方、自社で入力したデータを取得する場合は、「自社データを取得」を選択することで、概況書類の各項目に自動で入力されます。こちらもデータを取得後、手動で編集可能です。
自社で入力したデータを自動入力する場合、当該スタートアップのデータをあらかじめ入力しておく必要があります。こちらの手順につきましては、参考記事をご参照ください。
 
最後に定性的な項目について入力し、「保存」を選択すると、新しい報告書が作成されます。

・作成した報告書のダウンロードと編集

報告書が保存されると、「作成済」の列に新しく保存されます。 その中で最も新しく保存された報告書は「現行」というラベルが付与され、報告書一括ダウンロードの際に対象となります。
報告書のExcelダウンロード、編集、複製および削除は、報告書タイトル右横の三点リーダーから行えます。「Excelエクスポート」を選択後、報告書右上の表示日付を指定することができます。
作成した報告書をビークルごとに一括でダウンロードする場合は、一括エクスポート機能をご利用いただけます。手順につきましては、参考記事をご参照ください。

〈報告書印刷時のExcelイメージ〉

注)画像は「概況書(デフォルト)」テンプレートを適用した場合になります

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