報告書作成では、テンプレートを適用して投資先データから報告書を作成できます。
あわせて、用途に応じてレイアウトや項目を編集し、共有データや自社入力データを自動で反映できます。
1.報告書のテンプレートを作成する
「投資管理」の該当のビークルより、報告書を作成するスタートアップを選択します。
画面右上の「報告書作成」のタブを選択し、画面左側の「新規作成」から「テンプレートを追加」を選択します。
表示される画面にて、ブロックや項目、ブロックの並び順、ブロック名の変更などの編集ができます。 またブロックごとの表示、非表示の設定も行えます。
一度テンプレートを作成し保存すると、再度作成する必要はございません。
作成済のテンプレート、または当社が提供している「概況書(デフォルト)」テンプレートをもとに報告書を作成を作成することができます。
カスタムフィールド項目の編集(項目の追加・名称変更)は「管理情報」で設定できます。
参考記事:【投資先情報】投資先の管理情報を入力する
2.テンプレートを適用して報告書を作成する
「新規作成」から 「概況書(デフォルト)」か作成済みのテンプレートのいずれかを選択して作成できます。
また、作成時に「基準日」を設定できます。「基準日」を設定すると基準日以前のデータをもとに報告書が作成されます。
3.報告書の入力
選択したテンプレートにデータを入力します。
データの入力方法は以下の3種類です。
・投資先から共有されたデータから取得
・自社で入力したデータから取得
・手動で入力する
※取得したデータは後から手動で編集できます。
3-1.投資先から共有されたデータを取得
投資先から共有されたデータは「共有データを取得」を選択することで、データが自動で入力されます。
投資先から共有されたデータを自動入力する場合、当該スタートアップからデータへのアクセス権限を付与されている必要があります。
こちらの手順につきましては、参考記事をご参照ください。
参考記事:投資先が入力した情報を表示する
3-2.自社で入力したデータを取得
「自社データを取得」を選択することで、概況書類の各項目に自動で入力されます。
自社で入力したデータを自動入力する場合、当該スタートアップのデータをあらかじめ入力しておく必要があります。
参考記事:投資先情報を自社入力する
投資先決算情報を入力する
任意の項目について入力し、「保存」を選択すると、新しい報告書が作成されます。
4.作成した報告書のダウンロードと編集
報告書が保存されると、「作成済」の列に新しく保存されます。
その中で最も新しく保存された報告書は「現行」というラベルが付与され、報告書一括ダウンロードの際に対象となります。
報告書タイトル右横の三点リーダーから報告書のExcelエクスポート、編集、複製および削除ができます。
「Excelエクスポート」機能では、報告書の表示言語を選択できます。
作成した報告書をビークルごとに一括でダウンロードする場合は、一括エクスポート機能をご利用いただけます。
参考記事:投資先一覧、概況書類の一括エクスポート