smartround上で保存されている投資先データを使って報告書を作成することができます。 報告書の形式をテンプレートとして予め定めておき、そのテンプレートを適用して報告書を作成することができます。報告の用途に応じて柔軟に報告書を作成することができます。 報告書の入力は、投資先から共有されたデータ、または自社で入力したデータを取得して自動入力することができます。
報告書のテンプレートを作成する
投資管理smartroundから報告書を作成するスタートアップを選択し、スタートアップの会社詳細ページに移動します。
画面右上の「報告書」のタブを選択し、画面左側の「新規作成」から「テンプレートを追加」を選択します。 (作成済のテンプレート、または当社が提供している「概況書(デフォルト)」テンプレートをもとに報告書を作成を作成することができます。)
表示される画面にて、ブロックや項目、ブロックの並び順、ブロック名の変更などの編集ができます。 またブロックごとの表示、非表示の設定も行えます。
一度テンプレートを作成し保存すると、再度作成する必要はございません。
※文言や数値はテンプレート用にすべて仮の内容を表示しています。
※カスタムフィールド項目の編集(項目の追加・名称変更)は「管理情報」で設定できます。
テンプレートを適用して報告書を作成する
「新規作成」から報告書の作成方法を選択します。 「概況書(デフォルト)」か作成済みのテンプレートのいずれかを選択いただけます。
また、作成時に「基準日」を設定できます。「基準日」を設定すると基準日以前のデータをもとに報告書が作成されます。
報告書の入力
選択した雛形(テンプレートもしくはデフォルト)にデータを入力します。
スマートラウンド上で入力・共有されているデータの入力方法は、投資先から共有されたデータを取得する方法、自社で入力したデータを取得する方法、手動で入力する方法の3種類になります。
投資先から共有されたデータを取得する場合は、「共有データを取得」を選択することで、データが自動で入力されます。データを取得後、手動でも編集可能です。
投資先から共有されたデータを自動入力する場合、当該スタートアップからデータへのアクセス権限を付与されている必要があります。こちらの手順につきましては、参考記事をご参照ください。
参考記事:投資先が入力した情報を表示する
一方、自社で入力したデータを取得する場合は、「自社データを取得」を選択することで、概況書類の各項目に自動で入力されます。こちらもデータを取得後、手動で編集可能です。
自社で入力したデータを自動入力する場合、当該スタートアップのデータをあらかじめ入力しておく必要があります。こちらの手順につきましては、参考記事をご参照ください。
参考記事:投資先情報を自社入力する
参考記事:投資先決算情報を入力する
また、主要な財務数値について単位変更が可能です。
最後に定性的な項目について入力し、「保存」を選択すると、新しい報告書が作成されます。
作成した報告書のダウンロードと編集
報告書が保存されると、「作成済」の列に新しく保存されます。 その中で最も新しく保存された報告書は「現行」というラベルが付与され、報告書一括ダウンロードの際に対象となります。
報告書のExcelダウンロード、編集、複製および削除は、報告書タイトル右横の三点リーダーから行えます。
「Excelエクスポート」機能では、報告書の表示言語を選択できます。
作成した報告書をビークルごとに一括でダウンロードする場合は、一括エクスポート機能をご利用いただけます。手順につきましては、参考記事をご参照ください。
参考記事:投資先一覧、概況書類の一括エクスポート
〈報告書印刷時のExcelイメージ〉