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【投資先管理】投資ビークルを管理する

森本真志 avatar
対応者:森本真志
一週間前以上前にアップデートされました

smartroundでは、ファンドや組合などの投資ビークルごとに投資先情報を分けて管理できます。複数のファンドを運用されている方は、ビークルを複数作成してご利用ください。

1.既存の投資ビークル情報を編集・登録する

アカウント作成時に自動で作成される「投資ビークル(名称未設定)」の情報を、運用されているファンドの情報に更新します。

メニューより「投資管理」を選択します。

アカウント作成直後は**「投資ビークル(名称未設定)」**が作成されています。

ビークル名の右にある三点リーダーより「編集」をクリックします。

運用されているファンドの情報を入力して、「保存」ボタンをクリックします。

項目

入力内容

投資ビークル区分

ファンド、法人、個人などの区分です。
詳細については下記の投資ビークル区分表(※1)をご参照ください。

氏名または名称

法人名・組織名・個人投資家名を入力してください。
入力内容は、投資関係(※2)が確認されたスタートアップの証券データ画面において、証券保有者の「保有者名」として利用可能になります。

住所

入力内容は、投資関係(※2)が確認されたスタートアップの証券データ画面において、証券保有者の「住所」として利用可能になります。

※1 投資ビークル区分表

投資ビークル区分

用途

投資事業有限責任組合(LPS)

ベンチャーキャピタルファンド

株式会社

事業会社による投資

個人投資家

エンジェル投資家など

民法の任意組合(NK)

任意組合形式のファンド

有限責任事業組合(LLP)

LLP形式のファンド

商法上の匿名組合(TK)

匿名組合形式のファンド

合同会社(GK)

合同会社形式の投資主体

一般社団法人

一般社団法人による投資

特定目的会社(TMK)

特定目的会社形式

投資法人

投資法人形式

信託(投資信託、特定目的信託)

信託形式の投資

その他

上記に該当しない形態

※2 投資関係確認の仕組みとメリット

投資関係確認とは、投資ビークルと投資先企業との間でスムーズにデータ共有を行うための仕組みです。

成立の流れ:

  1. 投資先をビークルに追加し、投資関係確認の申請を送信します。

  2. 投資先企業が申請を承認し、証券データとビークル情報を紐づけることで成立します。

成立後の主なメリット:

  • 保有者情報の自動連携: 設定したビークル名や住所が、投資先側の証券データの保有者情報として自動で利用されます。

  • 投資先が入力したデータの利用: 投資先企業が共有した証券データや経営情報の数値を利用して報告書を作成することができます。

参考ガイド:

2.新しい投資ビークルを追加・削除する

複数のファンドを運用している場合は、新しいビークルを作成して管理することができます。

「投資管理」の画面で「投資ビークルを追加」ボタンをクリックします。

運用されているファンドの情報を入力して、「保存」ボタンをクリックします。

補足情報

ビークルの名称変更や削除は、該当ビークル名の右にある三点リーダーから行えます。

プランに関する注意点

フリープランでも複数のビークルを作成できますが、「投資先から共有されたデータ」の閲覧のみ可能です。 「自社で入力したデータ」の閲覧・編集には、プロフェッショナルプランへのアップグレードが必要です。

参考ガイド:

3. 投資ビークルに投資先を追加する

作成した投資ビークルに投資先を追加します。

該当ビークルを選択し、「投資先管理」タブの「投資先を追加」ボタンから1件ずつ追加します。

詳しい手順は下記のガイドをご参照ください。

4.別ビークルからの追加投資を行う方法

追加投資の手順(ビークルBから新規投資)

既存の投資ビークル(ビークルA)で投資済みの投資先に対し、別のビークルBから追加投資を行う手順は以下の通りです。

1.既存の投資ビークル「ビークルA」より投資先を選択します。

2.画面右上「自社で入力したデータ」を選択します。

3.投資先ページの「証券データ」の「保有者」タブを開き、「保有者の追加」を選択してください。

4.「入力方法」を「自社ビークルから入力」を選択し、プルダウンより「ビークルB」を選択します。

5.保有者に「ビークルB」が追加されます。

補足情報

「ビークルB」側にもこの投資先が追加(保有者として共有)されます。

注意点(重要)

追加投資の操作を行っても、追加投資先のビークルとは投資関係確認は結ばれません

既存のビークルで確認済みであっても、改めて投資関係確認を行っていただく必要があります。

よくあるご質問

Q1.投資先を別のビークルに移動させることはできますか?

A1.はい、可能です。

投資先の移動は、以下の2段階の手順で完了します。

1.投資先を移動先のビークルと共有(保有者として追加)

移動先のビークルを、投資先の「証券データ」より「保有者」として追加します。

2.証券情報の保有者を付け替え

追加された移動先のビークルに対して、現在の保有ビークルが持っている証券データの「保有者」を、移動先のビークルに変更します。

投資先の移動手順(ビークルA → ビークルB)

投資ビークルAから投資ビークルBへ投資先を移動する場合、以下の手順で操作してください。

ステップ1:移動先のビークル(ビークルB)を保有者として追加

1.「ビークルA」より移動したい投資先を選択します。

2.画面右上「自社で入力したデータ」を選択します。

3.投資先ページの「証券データ」の「保有者」タブを開き、「保有者の追加」を選択してください。

4.「入力方法」を「自社ビークルから入力」を選択し、プルダウンより「ビークルB」を選択します。

5.保有者に「ビークルB」が追加されます。

補足情報

「ビークルB」側にもこの投資先が追加(保有者として共有)されます。

ステップ2:証券保有者の付け替え移動の完了)

1.続けて「証券データ」の「イベント」タブをクリックしてください。

2.現在、保有者「ビークルA」で登録されている移動したいイベントの行にある三点リーダーをクリックし、「編集」を選択してください。

3.「証券の取得・喪失情報」にて、保有者を「ビークルA」から「ビークルB」に変更します。

これで、該当イベントの証券データが正式に保有者「ビークルB」に移動します。

※移動するすべてのイベントに対して、この手順(2と3)を繰り返してください。

ステップ3:最終確認と削除

データが保有者「ビークルB」に移動できていることを確認できましたら、「ビークルA」内から投資先を削除してください。

ご注意事項と参考ガイド

注意点(重要)

移動元のビークルで投資関係確認済みであっても、移動先のビークルとは投資関係確認は結ばれません

別のビークルに移動した場合は、改めて投資関係確認を行っていただく必要があります。

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