1. 株主へのデータ共有の概観
ファンド決算期ごとに依頼されるデータは、主に以下の3つになります。
証券データ
会社情報
決算情報
これらのデータを、
smartroundへのデータの直接入力
ライブラリに必要なデータが分かる資料(決算資料や株主名簿)を格納
という2つの方法を柔軟に組み合わせて、株主へ共有します。
以下で、データの更新・共有の手順について詳しく解説します。
2. 会社情報の更新
会社情報の入力は、ホーム画面下部の「会社情報」より行えます。
会社情報では、特に以下の8点の更新が重要となります。
会社名
本店所在地
設立日
資本金
従業員数
事業概要
ホームページ
主要メンバー
会社情報の入力と活用については、以下のご利用ガイドでも詳しくご説明しておりますので、併せてご参照ください。
参考記事:【会社情報】会社情報を入力する
3. 証券データの更新
証券データの更新は、ホーム画面下部の「証券データ」より行えます。
証券データの編集は、「保有者から編集」「証券から編集」「イベントから編集」の3通りの方法で編集が可能となっております。
証券データは、「株主総会smartround」の株主情報や、「資本政策smartround」での資本政策作成のベースになるマスターデータという側面も併せ持っているので、常に最新の状態に維持することをお勧めしております。
証券データの入力と活用については、以下のご利用ガイドでも詳しくご説明しておりますので、併せてご参照ください。
参考記事:【証券データ】証券データの入力方法
4. 決算情報の入力
決算情報の更新は、ホーム画面下部の「決算情報」より行えます。
決算情報の入力と活用については、以下のご利用ガイドでも詳しくご説明しておりますので、併せてご参照ください。
参考記事:【決算情報】決算情報を入力する
5. ライブラリへの資料の格納
ライブラリに資料を格納して株主に共有することで、必要なデータを共有することが可能です。
ライブラリへの資料格納は、ホーム画面下部の「ライブラリ」から行えます。
各株主から資料の指定があった場合、該当の資料をフォルダに格納します。格納先のフォルダについては、各株主と個別に認識合わせを行ってください。
例)「ライブラリに「期末決算書」「試算表(P/L, B/S)」「株主名簿」「最新の登記簿謄本の写し」の格納をお願いします。」
6. 支援者にデータを共有する
ここまで、「必要なデータの入力方法」「ライブラリへの資料の格納方法」をご紹介しましたが、最後に重要になるのが「データ共有」です。
データを共有していないと、データ入力や資料格納を行っても、株主はそれらを閲覧・参照して概況書類の作成を行うことができません。
ホーム画面下部の「データ共有」より行います。
「データ共有」画面では、共有依頼中、もしくは共有済み支援者の一覧をご覧いただけます。 「新規共有」から共有方法・共有するデータを選択し、データ共有を実施します。
データ共有についてはご利用ガイドでも詳しくご説明しておりますので、併せてご参照ください。
参考記事:【データ共有】投資家にデータを共有する
ここでは、各株主と情報共有の認識合わせを行った上で、適切な権限設定を行なってください。
なお、データ共有をするまではデータが閲覧されることはございません。
※「会社情報」は一般公開設定をしている場合、つながりを作成すると閲覧できます。
※「決算情報」の閲覧権限を付与する場合は、「経営情報」にチェックを入れます。
アドバイザー(弁護士などの協力者)の個人にデータの閲覧権限や編集権限を付与する場合は「メンバー管理」にてメンバーとして追加後、権限付与できるようになります。(→詳しくはこちら)
投資家やアドバイザーがsmartroundのアカウントがない場合、「共有URL」を使用することでsmartround上の特定の画面を共有できます。(→詳しくはこちら)