smartround内に登録されたデータ(資本政策や経営情報、ライブラリ等)は、簡単に投資家やアドバイザーに共有できます。 共有方法は「閲覧権限を付与」もしくは「共有URLを発行」の2通りの方法があります。
「閲覧権限の付与」は、共有先の投資家がsmartroundのアカウントを保持している、もしくは作成いただく必要があります。
「共有URLを発行」は、共有先の投資家やアドバイザーがsmartroundのアカウントを持っていない場合、特定の機能に絞ってデータを共有いただけます。
ここでは「閲覧権限の付与」手順について説明します。
「共有URL」によるデータ共有方法はこちらのガイドをご覧ください。
※士業などのアドバイザーとsmartroundを使って業務を進める場合、データの閲覧権限や編集権限を付与して会社のメンバーとして追加し、権限を付与するという運用もできます。(→詳しくはこちら)
データ共有画面について
「ホーム画面」から「データ共有」を選択します。
「データ共有一覧」画面では、投資家・アドバイザーごとの閲覧権限を確認できます。
新たにデータ共有をする場合は「新規共有」を選択します。
1.データの共有方法の選択
共有方法は3種類からお選びいただけます。
指定した会社にメールを送付して共有(投資関係確認済・つながり済・smartroundパートナーの会社から選択)
指定したアドレスにメールを送付して共有(メールアドレスを指定)
URLを発行して任意の方法で共有
それぞれの操作方法をご案内します。
1-1.メールを送付して共有(投資関係確認済・つながり済・smartroundパートナーの会社から選択)
「会社名で検索」欄に社名を入力すると候補が表示されます。また、検索欄を空欄のままクリックすると、投資関係確認済・つながり済・smartroundパートナーの会社が候補として表示されます。
候補からデータを共有したい支援者を選択します。最大10件まで支援者を同時に選択できます。
1-2.メールを送付して共有(メールアドレスを指定)
「共有先(複数可)」に共有したい支援者のメールアドレスを直接入力します。
「追加」を押すことで、最大10件までアドレスを登録できます。
1-3.URLを発行して任意の方法で共有
「URLを発行して任意の方法で共有」を選択します。共有URLの有効期限は48時間です。
48時間以内に共有先がリンクを踏みアカウントを作成すれば、以後継続的に閲覧が可能です。48時間を過ぎた場合は、共有元での再発行が必要です。
共有方法(方法によっては共有先の支援者)を選んだら、画面下の「次へ」をクリックして「共有するデータを選択」のステップに進みます。
2.共有するデータを選択
データ共有をする際は「共有先ごとに個別の権限を設定する方法」と「閲覧権限グループ」を設定し権限を付与する方法があります。
複数の共有先に同じ閲覧権限を設定する場合は、閲覧権限グループを作成し適用することで、都度作成する手間を省くことができます。
2-1.共有先ごとに個別の権限を設定
「閲覧権限グループ」は「使用しない」を選択します。
「各種データ」「ライブラリ」から、共有したいデータやフォルダ名にチェックを入れ、画面下の「次へ」ボタンをクリックします。
2-2.閲覧権限グループを設定
閲覧権限グループの追加(新規作成)
「閲覧権限グループ」で「使用する」を選択し、「+新規作成」をクリックします。
「閲覧権限グループを作成」画面が表示されるので、必要な情報を設定し「作成」を選択します。
閲覧権限グループの選択
「閲覧権限グループ」のプルダウンから任意のものを選択すると、「各種データ」「ライブラリ」の権限設定が自動で反映されます。
※新規作成いただいた場合も、作成後に改めてプルダウンから選択いただく必要があります。
権限付与の範囲を確認いただき、問題なければ画面下の「次へ」をクリックします。
データ閲覧権限の編集・削除
「閲覧権限グループ」の新規作成、編集、複製、削除は「データ共有」画面内の「閲覧権限グループ設定」から行えます。
※閲覧権限グループを変更すると、その閲覧権限グループが使用されている他の共有先にも影響しますのでご注意ください。
参考記事:【データ共有】閲覧権限グループとは
3.最終確認
3-1.メールを送付して共有する場合
「共有先情報(共有先の会社名やメールアドレス)」と共有するデータの内容を確認します。
画面右側で、共有先に送付される「メールのプレビュー」をご覧いただけます。
確認後に「完了」をクリックすると、共有先にメールが送付されます。
3-1.1メールを送付して共有 (投資関係確認済・つながり済・smartroundパートナーの会社から選択)する場合
送付が完了した時点でデータ共有が成立し、「データ共有一覧」の共有先には投資家名、ステータスは「共有中」となり、対象となる共有データにはチェックが表示されます。
3-1.2メールを送付して共有メールを送付して共有 (メールアドレスを指定)する場合
送付が完了すると「データ共有一覧」に追加され、共有先に「送付したメールアドレス」が追加されます。ステータスは「受取待」、対象となる共有データのチェックは薄く表示されます。
共有先がデータ共有を承認し、画面上で閲覧権限が可能になると、「データ共有一覧」の共有先が投資家名に切り替わり、ステータスは「共有中」、対象となる共有データのチェックは濃く表示されます。
3-2.URLを発行して任意の方法で共有する場合
ステップ2で選択したデータ共有範囲を確認し、「URLを発行」を選択します。
URLが発行されます。「コピー」を選択すると共有URLを取得できます。
共有したい先に任意の方法で共有URLを送付します。
・URLの有効期限は48時間で、同一のURLで複数の共有先に共有可能です。
・すでにデータ共有中の会社に共有した場合には、URL発行時に選択した権限の範囲が上書きされます。
取得後「共有URL一覧へ」を選択しすると、共有URL一覧画面に遷移します。
参照記事:【データ共有】共有URL一覧とは
共有先がURLを開き、smartroundのアカウントにログインすることで、データ共有が完了します。
共有先へのデータ共有が完了すると、「データ共有一覧」の共有先がアカウント名、ステータスが「共有中」になり、対象となる共有データにチェックが表示されます。
※共有先の投資家・アドバイザーがアカウントをお持ちでない場合は、新規登録が必要です。
データ共有後の共有先でのデータの見え方
データ共有により、投資家やアドバイザーは「投資管理smartround」または「案件管理smartround」にあなたの会社を追加することで、共有したデータを閲覧することができます。
スタートアップよりデータ共有を実施すると共有先にメールでお知らせが届きます。
※共有先の方にアカウントがある場合はダッシュボードにも通知が届きます。
共有先が「投資関係確認済・つながり済・smartroundパートナーの会社」である場合は、自動でデータ共有が完了します。
そうでない場合は、共有先が「確認」を選択し投資管理か案件管理に追加をすると、共有されたデータをご覧いただけます。
閲覧権限を編集したい場合
閲覧権限を変更したい会社名の右にある三点リーダーより「共有するデータを編集」を選択します。
共有したいデータを編集し最終確認画面で「完了」をクリックすると、編集が完了します。あわせて、共有先に「データ共有内容の変更」についてのお知らせがメールで送られます。smartround上の通知にも表示されます。
共有する閲覧権限を削除したい場合
閲覧権限を削除したい会社名の右にある三点リーダーより「削除」を選択します。
削除に同意をすると設定が完了します。
あわせて、共有先に「データ共有内容の変更」についてのお知らせがメールで送られます。smartround上の通知にも表示されます。