為替設定を行うことで、通貨の異なる国のスタートアップに投資している場合でも自国の通貨ベースで投資リターンや投資状況の確認ができます。
為替設定の方法
為替設定は「投資先の通貨」と「投資家アカウントで設定している通貨」が異なる場合に利用することができます。
会社アカウントの通貨設定はこちら
ビークル単位の設定について
投資ビークル単位で通貨を設定することで、為替の転換先通貨を「会社アカウントで設定している通貨」ではなく、「投資ビークルで設定している通貨」にすることができます。
投資ビークル単位で通貨を設定した場合の具体例
同一ビークルから投資している投資先①がUSD、投資先②がCADの通貨設定。
投資家の会社アカウントの通貨は日本円。
→当該投資ビークルの通貨をUSDに設定すると、USDベースで投資リターンや投資状況を確認が可能。
ビークルの通貨設定はこちら
アカウントや投資ビークルの利用している通貨が異なる場合は、投資先名の上部に投資先が設定している通貨が表示されます。投資家アカウントと投資先の設定している通貨が同じである場合は、投資先名の上部に通貨表示はされません。
為替レートを考慮した投資パフォーマンスを確認するためには、「為替設定」を行う必要があります。為替設定は
投資先一覧画面
投資先の管理画面
のいずれかの画面から行うことが可能です。
1.投資先一覧画面
投資先一覧画面から設定通貨の異なる「為替設定」を行いたい企業右側にある三点リーダをクリックし、「為替設定」を選択します。
為替設定モーダルが表示されるため、「投資ビークルや会社アカウントの設定通貨に転換して表示」を選択します。
メイン管理の証券データの各取引日の為替データを参照し、取引額を表示します。
参照された為替データは「為替レート」の欄に表示されていますが、異なる為替レートで取引を行なった場合はその値を入力することが可能です。
2.投資先の管理画面
設定通貨の異なり「為替設定」を行いたい企業の詳細画面から右上にある「管理情報」をクリックします。
管理情報画面を下にスクロールし「為替設定」を選択します。
為替設定モーダルが表示されるため、1.投資先一覧画面と同様に設定を行います。
為替設定後のパフォーマンスを確認する
為替設定を行うと、「投資先一覧画面」「管理情報」「概況書類」の値が反映されます。
投資先一覧画面でも確認できます。
管理情報画面では、「持分現在価値」「回収総額」「投資累計額」「RVPI」「DPI」「TVPI」が為替レートを考慮した値に修正されます。