証券データの入力方法
現在発行されている証券(株式+新株予約権)及びその保有者を整理する機能です。
こちらで入力したデータは株主総会招集時や株主名簿作成時にご利用いただけます。証券データの入力と活用については、こちらの動画でもご案内しております。
目次
・証券データとは・証券データを入力するとできること①株主総会の開催②株主名簿のエクスポート③資本政策の自動生成・「イベント」から入力する方法各イベント名とイベント区分の対応表・「保有者」から入力する方法・「証券」から入力する方法関連記事
・証券データとは
証券データは「すでに確定したファイナンス情報(いつ誰がどの証券をどれだけ取得したのか)」についてのマスターデータとなっており、「保有者」「証券」「イベント」の3つの切り口から入力・閲覧することができます。

・証券データを入力するとできること
証券データを入力することで、smartroundの株主総会や資本政策をより活用できるようになります。
①株主総会の開催
smartroundの株主総会では、証券データの「保有者」情報を元に各保有者の議決権数が自動で計算され「株主」に反映されます。そしてこの「株主」情報を元に株主総会を開催することができます。

参考記事:株主情報を入力する
※「株主」から入力した場合、一部の情報しか「保有者」には反映されない仕様となっているため、株主総会を開催する際には、必ず「証券データの保有者」から株主情報をご入力ください。
②株主名簿のエクスポート
証券データに入力された「保有者」情報を元に、株主名簿と新株予約権原簿が自動で作成され、Excel形式でのエクスポートすることができます。

③資本政策の自動生成
資本政策smartroundでは、証券データを元に「証券データ連動版」として資本政策が自動生成されます。

参考記事:証券データ連動版とはなんですか?
・「イベント」から入力する方法
ファイナンスイベントを1から入力する場合・時系列順に入力したい場合はこちらを推奨しています。
「イベント」から入力する方法について、資本政策を参照して入力することを想定しご説明します。
<例>
仮に画像赤枠内の「2014/06/02の第三者割当増資イベント」を入力したい場合、

赤枠で囲った7つの項目を

下の画像の通り入力することで、(②のイベント区分は選択式になります。)

各証券保有者の持分比率や累計調達金額が自動計算され、資本政策smartroundの「証券データ連動版」で表示することができます。

各イベント名とイベント区分の対応表
上記②のイベント区分について選択式となっておりますが、よくあるイベントとそれに対応するイベント区分は表の通りとなります。
イベント名 | イベント区分 |
---|---|
会社設立 | 会社設立 |
第三者割当増資、シリーズA | 株式発行による資金調達 |
J-KISS発行、CB発行、転換社債発行、(SAFE) | 新株予約権発行による資金調達 |
ストックオプション、SO発行 | 新株予約権(SO)発行 |
SO消却 | 新株予約権(SO)消却 |
株式分割、10倍分割 | 株式分割 |
株式譲渡、株式異動 | 株式異動 |
株式転換(例:普通株→A種) | 株式転換 |
新株予約権転換、J-KISS転換、CB転換 | 新株予約権転換 |
・「保有者」から入力する方法
証券データの「保有者」画面から「保有者の追加」をクリック

以下の4つの項目を入力して保存していただくと完了します。
- 保有者(契約上の名義)の情報
- 電磁的方法による招集通知の送付(株主の場合のみ)
- 証券の取得・喪失情報
- 担当者情報

・「証券」から入力する方法
証券データの「証券」画面から「証券の追加」をクリック

証券区分から「株式/新株予約権」のいずれかを選択し、以下の2つの項目を入力し保存していただくと完了します。
- 証券名
- 詳細情報

証券データとは
証券データは「すでに確定したファイナンス情報(いつ誰がどの証券をどれだけ取得したのか)」についてのマスターデータとなっており、「保有者」「証券」「イベント」の3つの切り口から入力・閲覧することができます。
