smartroundでは決算期ごとの決算情報を入力できます。
一度入力した決算情報は、権限付与により複数の株主と共有でき、報告資料作成の業務効率化につながります。
決算情報を入力する方法は以下の2つです。
1. smartroundに直接入力する
ホーム画面より「決算情報」を選択します。
1-1.手動で入力する
手入力の場合は、右上の「編集」をクリックします。
セルを選択し数値を入力した後、「保存」をクリックして変更を反映します。
1-2.列を編集する
決算情報を手入力する際は、「列の編集機能」を活用することで、期間の変更や新しい決算期の追加・削除を簡単に行えます。
編集したい決算期の列の右上にある ▼ (下向き三角)ボタンをクリックします。
〈決算期の編集〉
既存の列の決算月を変更できます。カレンダーから決算月を選択します。
〈列の削除〉
不要になった決算期の列を簡単に消去できます。
〈左に挿入・右に挿入〉
既存の列の左隣や右隣に、新しい決算期を追加できます。
最新の決算や、過去の未入力期間を追加したい時に便利です。
決算情報の効率的な入力方法:コピー&ペースト機能
<表計算ソフトからのまとめて入力>
Excelやスプレッドシートで作成した決算情報を範囲指定し、そのままコピー&ペーストするだけで、決算情報テーブルにまとめて入力できます。
手順:
表計算ソフトで入力したいデータ範囲を選択し、コピーします。
決算情報の編集画面で、貼り付けを開始したいセルをクリックし、ペースト(Ctrl + V または Cmd + V)します。
<テーブル内での範囲コピー&ペースト>
smartroundのテーブル内でもコピー&ペーストが可能です。
一度入力したデータを他の決算期や科目に素早く複製・移動したい場合は、テーブル内で範囲を指定してコピー&ペーストできます。
決算情報入力時の発行済株式数アラートについて
決算情報入力画面で、入力された発行済株式数が、「証券データ」の株式数と一致しない場合、誤入力を防ぐためにアラートが表示されます。
このアラートが表示された場合、どちらの数値が正しいかによって、以下の対応をおすすめします。
1.証券データの数値が正しい場合
アラート内の「こちら」をクリックしてください。
決算情報の発行済株式数に、証券データで管理されている正しい株式数が自動で反映されます。
2.証券データの数値に誤りがある場合(例:直近の増資が未反映など)
先に「証券データ」画面へ移動し、発行済株式数を正しい数値に編集してください。
証券データが修正されると、決算情報入力時のアラートは表示されなくなります。
参考記事:証券データ【スタートアップ】
2. 外部サービスと連携しデータを取込む
外部の会計ソフトとAPI連携することで、手入力の作業を削減し、集計の正確性向上と月次更新の効率化が図れます。
<連携可能な会計ソフト>
freee会計
マネーフォワード クラウド会計
マネーフォワード クラウド会計 Plus
2-1.連携の設定を行う
右上の「外部データ取込み」ボタンをクリックし、「API連携設定」を選択します。
「設定」をクリックして、ご利用のソフトに応じた設定を行います。
連携方法の詳細は以下のご利用ガイドをご参照ください。
2-2.決算情報を取込む
過去の決算情報は自動取込みに対応していないため、手動で取込み作業を行う必要があります。
なお、取込み可能な決算期は本日以前の期末日のものに限られます。
右上の「外部データ取込み」をクリックします。「過去データを取込む」を選択します。
取込み期間を選択し、上書き設定後「取込み」をクリックします。
※「上書き」設定について
上書きする場合
smartround上に既存のデータが入力されている場合でも、会計ツールのデータで上書きされます。
ただし、会計ツール上にデータが存在しない項目は上書きされません。
上書きしない場合
既存のデータがある項目は上書きされず、会計ツール上にのみ存在するデータのみが取り込まれます(空白の項目のみにデータが取り込まれます)。