「案件管理」機能では、smartroundで会社情報を公開しているスタートアップから、興味のある企業を選んで独自のリストを作成できます。
このリストを活用することで、投資実行までの進捗管理やアクセラレータープログラムの応募者管理など、様々な用途に対応できます。
必要に応じてリストを作成することで、効率的な案件管理を実現できます。
プランごとの「案件管理」機能の違い
smartroundの「案件管理」機能は、ご契約プランによってご利用いただける範囲が異なります。
詳細な機能比較は、【プラン】支援者プラン比較表をご確認ください。
主な機能比較
▶フリープラン
リスト作成数: 1つのみ
ビュー:テーブルビューのみ
データ閲覧:スタートアップから共有されたデータのみ閲覧可能
▶プロフェッショナルプラン
リスト作成数: 複数のリストを作成できます。
ビュー:テーブルビューに加え、カンバンビューでも管理できます。
データ閲覧:スタートアップ情報の入力・編集や「ライブラリ」機能も利用可能
「案件管理」機能を最大限に活用したい場合は、ぜひプロフェッショナルプランをご検討ください。
リストの作成方法
新しいリストを作成したい場合は「新規リスト」を選択してください。
リスト名を入力し、「作成」をクリックすると新しいリストが作成されます。
スタートアップをリストに追加する
スタートアップをリストに追加する方法は4種類です。
・「リスト」追加ボタンから追加
・「スタートアップ検索」ページから追加
・該当スタートアップの会社情報画面から追加
・スピーダの企業詳細ページから追加
「リスト」追加ボタンから追加する場合
「リスト」の追加ボタンから追加します。詳細な手順については、【案件管理】スタートアップを登録するのガイドをご参照ください。
「スタートアップ検索」ページから追加する場合
スタートアップ検索から気になる会社の左側のチェックボックスにチェックをいれ、「リストに一括追加」を押下します。(複数選択が可能です)
スピーダからの検索結果があるスタートアップに関しては、リストに追加すると自動でスピーダの企業情報が自社入力データとして取り込まれます。
▼取り込まれる項目
「会社名」「法人番号」「本店がある国」「郵便番号」「本店所在地」「通貨」「設立日/設立予定日」「従業員数」「詳細」「スピーダ」「代表者」「ロゴ」「業種・特徴タグ」
該当スタートアップの会社情報画面から追加する場合
スタートアップ検索から気になる会社名を選択し、企業詳細ページに遷移後、
会社名右横の「リスト保存」をクリックすることでリストに保存ができます。
保存したいリストを選択すると、該当のリストに保存されます。
また、「新規作成」を選択し、タブの下部にタイトルを入力することで、新規のリストを作成することも可能です。
スピーダの企業詳細ページから追加する場合
スピーダのページから直接smartround内のリストに追加することができます。
「フォロー」ボタンの右隣の3点リーダーから「smartroundの案件リストに追加」を選択することでリストに追加されます。
リストを検索する
すでに案件管理に登録したスタートアップを検索する方法は、「全リストを横断した検索」と「指定したリスト内での検索」の2種類があります。
全リストを横断した検索
タブ上の検索窓にスタートアップ名を入力すると、全てのリストを対象に検索が実施されます。
指定したリスト内での検索
リスト内の検索窓にスタートアップ名を入力すると、指定したリスト内を対象に検索が実施されます。
担当者を選択すると、指定した担当者が作成したリストに絞って表示ができます。
スタートアップごとの設定について
リストに追加した各スタートアップごとに、詳細な管理を行うことができます。
三点リーダーをクリックすると下記のメニューが表示されます。
なお、カンバンビューとテーブルビューで表示内容が異なります。
<メニュー>
1.セクションを設定 ※テーブルビューの場合のみ
4.別のリストに移動 ※プロプランの場合のみ
5.別のリストにも追加 ※プロプランの場合のみ
1.セクションを設定(テーブルビューのみ)
案件のステータスを簡単に設定・変更できます。これにより、投資検討の進捗状況などを一目で把握し、効率的な管理が可能です。
テーブルビューをご利用の場合リスト内の各案件について、「セクションを設定」から該当するステータスを選択することで、状況を変更できます。
2.担当者を設定(プロプランのみ)
各投資案件に対して、貴社内で対応する担当者を設定することができます。
担当者は「メンバー管理」でメンバーとなっている人を選択できます。
主担当は必ず1人必要です。複数の担当者がいる場合は「担当を編集」から追加します。
3.ノートについて
各投資案件に関するメモや、これまでのコミュニケーション履歴などを自由に記録できます。
参考記事:【案件管理】ノートを作成する
4.別のリストに移動(プロプランのみ)
登録されている案件を、別の管理リスト(例:交渉中リスト、検討中リスト、クローズ済みリストなど)に移動させることができます。
移動先の「リスト」と「セクション」を選択して、「移動」をクリックします。
※現在のリストからは削除されます。
5.別のリストにも追加(プロプランのみ)
特定の案件を、現在のリストに留めたまま、別のリストにも同時に追加することができます。
追加先の「リスト」と「セクション」を選択して、「保存」をクリックします。
※どちらかのリストで編集するともう一方にも反映されます。
6.投資先に追加
実際に投資を実行する際は、「案件管理」のリストから「投資管理」の投資先に追加することができます。
追加先の投資ビークルを選択してください。
投資ビークルが無い場合は、「新規作成」より追加してください。
参考記事:【投資先管理】投資ビークルを管理する
「投資管理」に追加後は、「投資先に追加」欄に追加済みの投資ビークルが表示されます。
7.リストから削除
誤って登録した案件や、既に検討対象外となった案件をリストから削除することができます。
「削除に同意する」にチェックをいれて「削除」をクリックします。
リストのエクスポート
作成した会社用リストは、csvの形式でエクスポートすることができます。
画面右上の「エクスポート」を選択します。
エクスポートする項目にチェックを入れ、「エクスポート」を選択します。
リストの編集
リストの右側にある三点リーダーから「リスト名を変更」および「リストを削除」していただけます。
また、それぞれのリストごとにセクションを作成することができます。
プロプランでカンバンビューをご利用の場合、セクションを追加するには、右側へスクロールして「+セクションを追加」より追加いただけます。
セクション名の右側にある三点リーダーからセクション名の変更やセクションの削除、セクション内にある全てのスタートアップの他セクションへの移動を行っていただけます。個々のスタートアップのセクション移動はドラックアンドドロップで行っていただけます。
プランに関係なくリストビューをご利用の場合は、右側三点リーダーより「セクションを設定」を選択し、「追加」より、セクションを追加できます。
セクションの選択が完了しましたら、「保存」を選択します。
セクションが設定されます
テーブルビューの表示設定を編集する
右上歯車マークから、テーブルビューにおける表示設定を編集ができます。
列項目を設定
右下の「追加」をクリックすると、列項目が追加されます。追加したい項目を選択し、保存をクリックします。
並び順を編集することで、自動で列の並び替えも可能です。
ソート設定
「ソート項目」と「ソート順」を選択し「この条件で保存」をクリックすると、指定した優先順位でテーブルビューが表示されます。
設定を増やすには「追加」をクリックします。
「列項目を設定」は、メンバー全員の画面に反映されます。
「ソート設定」は、設定した方の画面でのみ反映されます。
カスタムフィールドの追加(プロプランのみ)
案件管理に追加されている全スタートアップの、カスタムフィールドを設定できます。
参考記事:カスタムフィールド
*案件管理からのカスタムフィールドの追加は、プロプランの場合のみ利用いただけます。
「全体設定」を選択します。
「カスタムフィールド項目を追加」ボタンで項目を追加します。
「並び順」「項目名」「データの種類」を入力し、保存をクリックします。
個社ごとのカスタムフィールドを編集するには、各リストから会社情報に遷移し、「管理情報」の下部から編集します。