📌 smartroundは、煩雑なIR業務や株主管理業務を効率化し、スタートアップが事業により専念できる環境を実現するためのサービスです。このセットアップマニュアルは、初めてsmartroundをご利用されるスタートアップの方を想定して作成されております。最初のアカウント作成から会計ツールとの連携・データ共有設定までを一気通貫で解説しておりますので、このマニュアルに沿って進めていただくことで、最初のセットアップを終えることができます。ご不明点等ございましたら、スマートラウンドの担当がZoomにて個別対応させていただきます。ご希望の場合、下記リンクよりご都合の良いお時間をお選びください。 https://app.spirinc.com/t/wOHJoLtnFhGmmrM9gcumR/as/ziGuY1tpxhGAI64HG0ZUy/confirm-guest
本ガイドの内容を解説した動画もご覧ください。
1. アカウント登録・ログイン
新規登録のURLにアクセスする
投資家から新規登録URLが共有されますので、そのURLにアクセスしてください。下記のような画面が表示されますので、「新規登録」を選択してください。
「無料新規登録」画面にて、Email、パスワードを入力、利用規約等の確認事項をチェックいただき、「登録」を押してください。
入力したメールアドレス宛に仮登録完了メールが送付されます。「本登録する」を選択し、本登録に進んでください。
※入力したメールアドレス宛に仮登録メールが届かない場合は、アドレスにお間違いないか、迷惑メールフォルダに分類されていないか再度ご確認をお願いいたします。
アカウント情報を入力する
本登録において、会社アカウント情報、個人アカウント情報の入力を行います。登録完了後、すぐにご利用を開始いただけます。
※アカウント種別は「スタートアップ」を選択してください。後から変更できかねますので、お間違えのないようご注意ください
2. 投資関係確認と証券データコピー
上記で「登録」を選択するとログインでき、以下のモーダルが表示されます。「確認」を選択してください。
次に以下の画面が表示されます。投資家側で入力済みの証券データを自社データにコピーするため、「はい」を選択してください。
ここまでで、「投資関係確認」と「証券データのコピー」は完了になります。
投資関係が確認済みになると、「証券データ」の「保有者」タブにおける、各保有者の「投資関係」の欄が「確認済」となります。
3. データ閲覧権限の付与
データ閲覧権限を付与するには、「証券データ」画面、または「つながり」画面から「会社間のデータ共有」タブを開きます。 権限を付与したい会社の「データ閲覧権限」項目もしくは三点リーダーの「データ閲覧権限を選択」を選択します。
「データ閲覧権限を選択」画面が表示されます。何もデータ閲覧権限を設定していない場合、まずはデータ閲覧権限の設定が必要ですので、「データ閲覧権限を追加」を選択してください。
次に表示される画面にて、「データ閲覧権限名」および「権限を付与するデータ」のうち投資家へ共有してもよいものにチェックをいれ、保存を押下してください。
さらに先ほど保存した権限を選択し、「保存」を押下してください。
以上でデータ閲覧権限の付与が完了しました。
なおデータ閲覧権限を付与した投資家側からの共有画面の見え方については、こちらのご利用ガイドをご参照ください。
他の投資家に対してデータを共有する方法
他の投資家に対してデータを共有する方法
smartroundで入力した内容は複数の投資家に共有することが可能です。(共有された投資家もスタートアップの情報を閲覧する際に料金はかかりません。) 株主への情報共有を一元化することで効率的なコミュニケーションを実現しましょう。
①つながり申請(スタートアップ)
つながり申請の送付方法は「smartroundのパートナーに送信」「URLを任意で送付」「メールで送信」の3通りがありますので、任意の方法で投資家へつながり申請を送付できます。
②つながりの承認(投資家)
投資家宛に下記のようなメールが届きますので、つながり申請を承認します。(投資家側のアカウントで承認作業が必要です。)
③データ閲覧権限の付与
データ閲覧権限を付与するには、「つながり」画面から「会社間のデータ共有」タブを開きます。権限を付与したい会社の「データ閲覧権限」項目もしくは三点リーダーの「データ閲覧権限を選択」を選択します。
4. smartroundと会計ツールの連携
freee会計またはマネーフォワードクラウド会計をお使いの場合、API連携による随時のデータ取込みに加え、経営情報を毎月特定のタイミングで自動取込みするよう設定することができます。まずは、経営管理smartroundにてAPI連携を行うところまで説明いたします。
経営管理smartroundを開く
💡経営管理smartroundでは、自社の財務データやKPI等の経営指標を一括管理し、自社の経営会議や株主への共有に使うことができます。
smartroundのホーム画面より「経営管理smartround」を選択してください。
「外部サービス連携」を選択します。
以下では、ご利用中のツールに合わせて、freeeとマネーフォワードいずれかの連携方法をご確認ください。
freee会計をお使いの場合
freee会計の「API連携」を選択してください。
「連携開始」を選択してください。
freeeにログインし、アプリ連携の開始を「許可する」を選択してください。
連携を許可後、連携する事業所を選択してください。freee側で複数事業を閲覧可能としている場合、複数の選択肢が表示されます。
「連携状況」が連携中と表示されていれば、連携完了となります。
マネーフォワードクラウド会計をお使いの場合
マネーフォワードクラウド会計の「API連携」を選択してください。
「連携開始」を選択してください。
連携対象のMFアカウントを選択してください。
取り込み対象の事業者を選択してください。
アプリとの連携を許可してください。
「連携状況」が連携中と表示されていれば、連携完了となります。
5. 過去のデータの取り込み(freee・マネーフォワード共通)
過去分の経営情報も入力するため、会社設立時から現在までのデータを取り込みます。API連携設定画面にて、「手動でデータ取込み」ボタンを押下してください。
「経営情報のデータ取込み」画面が表示されますので、「取込み期間」の欄で会社設立時から現在までの期間を指定し、「手入力したデータへの上書き」の「する/しない」を選択してください。
「取込み」ボタンを押下すると取込みが開催されますので、1,2分お待ちください。
データの取込み完了後、画面右側の「確認」を選択すると、取込んだデータ内容を確認することができます。
ここまでで、過去から現在までの経営情報の取り込みが完了しました。
6. データの自動取込み設定(freee・マネーフォワード共通)
次に、会計ツールから毎月自動的にデータを取り込めむための設定を説明いたします。
freee会計・マネーフォワードクラウド会計どちらかご利用される方の「自動取込み」を選択してください。
自動取込み設定画面が表示されますので、「自動取込み」欄で「する」を選択し、毎月何日に取込むか、また前月分または前々月分どちらの財務数値を取込むかを選択してください。
「取込んだデータ」の右下に「自動取込み(毎月○日の17時以降)」と表示されていれば、自動取込み設定は完了です。
データの自動取込みを設定すると、毎月設定した日の17時以降にデータ取込みの成功/失敗をお知らせするメールが届きます。
以上でセットアップは完了となります。 今回ご紹介した経営管理smartround以外にも、株主総会の招集通知の送付/委任状の回収を効率化する株主総会smartroundや、IPOスタートアップの事例を見ながら簡単に資本政策のシミュレーションが行える資本政策smartroundなども全て無料でご利用いただくことが可能です。