ストックオプションの発行(SO発行)
ストックオプションを発行した場合、以下の手順で入力します。
1.「証券データ」の「イベント」タブを開く
証券データの「イベント」タブを選択し、画面右上の「イベントを追加」をクリックします。
2.基本情報を入力する
イベント名・イベント区分・実行日付・実行時刻(任意)を入力します。
項目名 | 入力内容 |
イベント名 | 「第◯回新株予約権(SO)発行」など、任意のものを入力します。 |
イベント区分 | プルダウンより「新株予約権(SO)発行」を選択します。 |
実行日付 | 新株予約権(SO)の取得日を入力します。 |
実行時刻 (任意) | 任意項目。同じ実行日付のイベントが複数ある場合、実行時刻順でイベントが行われたとみなして計算します。 未入力の場合は24:00とみなします。 |
3.証券の取得・喪失情報を入力する
3-1.保有者名を入力する
プルダウンから、ストックオプション(SO)を付与する保有者名を選択します。
もし該当者がリストにない場合は、「新規作成」をクリックして追加できます。
▶新規作成する場合
「新規作成」をクリック後、証券保有者の追加画面で「保有者名」と「保有者種別(任意)」を入力し、「保存」してください。
新規作成された保有者情報は、証券データの「保有者」一覧に反映されます。
保有者情報の詳細な設定については、下記ガイドを参照してください。
3-2.証券名を入力する
プルダウンから、発行するストックオプションを選択します。
もし発行するストックオプションがリストにない場合は、「新規作成」をクリックして追加できます。
▶新規作成する場合
証券の追加画面が開いたら、基本情報の「証券区分」で「新株予約権」を、「新株予約権種別」で「ストックオプション」を選択します。
選択後、基本情報の下に詳細情報画面が表示されるので、「証券名」及び詳細情報の必要項目を入力し「保存」してください。
※必須・任意を問わず、項目はすべて契約内容に沿ってご入力ください。
基本情報・項目名 | 入力内容 |
証券区分 | 「新株予約権」を選択します。 |
新株予約権種別 | 「ストックオプション」を選択します。 |
証券名 | 「第◯回新株予約権(SO)」など任意の証券名を入力します。 |
詳細情報・項目 | 入力内容 |
有償/無償(任意) | ストックオプションを取得する際に費用が発生する場合は「有償」、発生しない場合は「無償」を選択します。 |
発行個数(任意) | 株主総会で決議したストックオプションの発行個数の上限を入力します。 |
行使時の付与株式数 | この新株予約権の行使により権利者が取得可能な、新株予約権1個あたりの株式数。 未入力の場合は1株とみなします。 |
発行価額 | 「有償」を選択した場合のみ表示されます。 |
付与決議日(任意) | 付与決議日に明確な規定はありませんが、新株予約権の募集内容を決議した株主総会の開催日とするのが一般的です。なお、このストックオプションを「SO管理」から追加した場合、株主総会決議日が付与決議日として表示されます。 |
権利行使期間(※) | 2025年7月31日以降に削除予定 |
権利行使期間 (任意) | ストックオプションを行使できる期間のことです。 |
(※)【重要】「権利行使期間」の入力形式が変更になります。
・旧形式の「権利行使期間(廃止予定)」は2025年7月31日以降に削除されます。
・2025年7月31日までに新形式の「権利行使期間」へデータをご入力ください。
詳細はこちら
3-3.保有増減数量を入力する
プラス(+)で、付与するストックオプションの数を入力してください。
3-4.取引単価(任意)を入力する
ストックオプション1個あたりを付与する際に、権利者から会社に払い込まれる金額をご入力ください。
無償で付与する場合: 入力不要です。
有償で付与する場合: 実際の払込金額を入力してください。
「取引価額がSOの発行価額と異なります。」という表示について
【アラートが表示される理由】
「証券」で「有償」のトックオプションを設定している際、入力した取引単価が、登録済みの発行価額と異なる場合に表示されます。
【「発行価額を反映する」機能】
アラートが出た際、「発行価額を反映する」をクリックすると、「証券」に登録されている該当ストックオプションの「発行価額」が自動で入力画面に反映されます。
【発行価額の修正について】
イベント入力画面で正しい「発行価額」を入力して保存することは可能です。
例えば、誤って登録された発行価額でアラートが表示された場合でも、その場で正しい金額を入力してイベントを保存できます。
ただし、ここで入力した値は、証券データに登録されている該当ストックオプションの「発行価額」には自動的に反映されません。
お手数ですが、イベント保存後に必ず「証券データ」の「証券」タブから該当ストックオプションの「発行価額」も合わせて修正してください。
▶追加行を入力する場合
右側にある「証券の取得・喪失情報の追加」ボタンをクリックすると、新しい行を追加できます。
4.「社内メモ」を入力する(任意)
社内や社外のメンバーと共有したい情報があれば入力してください。
この内容は投資家やアドバイザーには表示されません。
ストックオプションの消却(SO消却)
発行済みのストックオプションが消却された場合は、以下の手順で入力してください。
1.「証券データ」の「イベント」タブを開く
証券データの「イベント」タブを選択し、画面右上の「イベントを追加」をクリックします。
2.基本情報の入力をする
イベント名・イベント区分・実行日付・実行時刻(任意)を入力します。
項目名 | 入力内容 |
イベント名 | 「第◯回新株予約権(SO)消却」など、任意のものを入力します。 |
イベント区分 | プルダウンより「新株予約権(SO)消却」を選択します。 |
実行日付 | 新株予約権(SO)の消却日を入力します。 |
実行時刻 (任意) | 任意項目。同じ実行日付のイベントが複数ある場合、実行時刻順でイベントが行われたとみなして計算します。 未入力の場合は24:00とみなします。 |
3.証券の取得・喪失情報を入力する
保有者名・証券名・保有増減数量を入力し「保存」をクリックします。
ストックオプションを消却する場合は、保有増減数量をマイナス(−)で入力してください。
項目名 | 入力内容 |
保有者名 | プルダウンより消却者名を選択します。 |
証券名 | プルダウンより該当のストックオプションを選択します。 |
保有増減数量 | マイナス(−)を選択し入力してください。 |
ストックオプションの行使(SO行使)
ストックオプションが行使され、株式に転換された場合は、以下の手順で入力します。
1.「証券データ」の「イベント」タブを開く
証券データの「イベント」タブを選択し、画面右上の「イベントを追加」をクリックします。
2.基本情報の入力をする
イベント名・イベント区分・実行日付・実行時刻(任意)を入力します。
項目名 | 入力内容 |
イベント名 | 「第◯回新株予約権(SO)行使」など、任意のものを入力します。 |
イベント区分 | プルダウンより「新株予約権(SO)行使」を選択します。 |
実行日付 | ストックオプションの行使日を入力します。 |
実行時刻(任意) | 任意項目。同じ実行日付のイベントが複数ある場合、実行時刻順でイベントが行われたとみなして計算します。 未入力の場合は24:00とみなします。 |
3.証券の取得・喪失情報を入力する
「証券の取得・喪失情報の追加」より行追加をおこない、行使前と行使後に分けて保有者名・証券名・保有増減数量を入力し「保存」をクリックします。
1行目にストックオプションの個数をマイナス(ー)、2行目に取得する株式の個数をプラス(+)で登録してください。
項目名 | 入力内容 |
保有者名 | プルダウンより行使対象者名を選択します。 |
証券名 | ストックオプションの証券名と取得する証券名を選択します。 |
保有増減数量 | 転換した数量(プラスとマイナスを選択)を入力します。 |