smartroundは「未上場企業のためのIRページ」 Nota株式会社洛西一周さん、One Capital株式会社浅田慎二さん
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今回は、AIで人を置き換えるのではなく、AIによって人の弱い部分を助けることをミッションに「Gyazo」や「Helpfeel」などを提供するNotaの洛西さんとNota株主でもあるOne Capital浅田さんにsmartroundを活用したスタートアップと投資家のコミュニケーションについて伺いました。


smartroundは「未上場企業のための半公開のIRページ」
洛西さんは、smatroundをどのようにご活用されていますか?
洛西さん:最初はPLとBSを投資家に共有しようというところから使い始めました。
今まではPDFやExcelファイルで経営会議の際に株主に共有していたのですが、経営会議に参加しない株主から3ヶ月に1度くらいの頻度で個別にデータの提出を求められたり、担当者は会議に参加していてもバックオフィスの方から別でメールで資料を求められていましたのでそういった部分の情報のやり取りが大変でした。smartroundで管理しはじめてからはsmartround上にPLやBSなどの経営情報が常にアップロードされているのでほぼそういったメールのやり取りはなくなり、株主が多い場合は非常に便利だなと感じました。
上場企業であればIRページがありそこに掲載すれば個別のやり取りをする必要はないので羨ましいと思っていたのでsmartroundは「未上場企業のための半公開のIRページ」だと思って利用しています。今後は潜在投資家への情報共有もsmartroundでやっていきたいと思っています。

株主とのスムーズなコニュニケーション
浅田さんはsmartroundを使って投資先の情報をご覧になったことはありますか?
浅田さん:はい、洛西さんはデータドリブンな方なので、すごくしっかりデータを共有してくれます。
洛西さん:現状はPLやBSをsmartroundで投資家に共有していますが、今後益々smartroundで共有するデータを増やしていく予定です。
弊社では普段から株主様とオンライン上のデータ共有などでコミュニケーションをとっています。今年、シリーズBとして浅田さんらから5億円の投資(※1)をいただいたのですが、交渉の期間はオンラインでコミュニケーションを進め、一度も会わずにクロージングできました。今後は、潜在投資家とのコミュニケーションもsmartroundで情報を公開するなどして活用していこうと思っています。
※1)2021年2月にNota社はOne Capital株式会社、Salesforce Ventures、株式会社博報堂DYベンチャーズ、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社から資金調達を実施している。
重視するのは情報の鮮度と精度
浅田さんは投資家目線で投資先から情報を共有される際どのようなポイントを重視していますか?
浅田さん:情報の「鮮度」と「精度」が重要だと思っています。共有されている情報が古いものからアップデートされていなかったり、本来の数値のズレがあったりすると問題なのでsmartroundにいったら最新の正しい情報があるという状態を投資先に作ってもらえると非常に嬉しいです。
資本政策の作成や株主総会の業務はスタートアップにとって負荷が大きいと思うのでそういった業務が効率化されるだけでも大きいと思います。
洛西さん:これまで弊社はいくつかの決議を株主総会ではなく株主全員から同意書をもらう形(※2)でDocusignを使って実施してきました。今後株主が増えていく中で株主総会業務をスピーディに実施するために株主総会smartroundを活用していきたいと思っています。
※2)書面決議(みなし決議)と呼ばれる方法。株主全員から同意書を回収することで株主総会の招集手続きや開催を省略するやり方。

洛西さん、浅田さん、貴重なお話ありがとうございました!
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