smartroundセットアップマニュアル (アカウント開設済みのスタートアップ向け)

目次

1. はじめに

smartroundは、煩雑なIR業務や株主管理業務を効率化し、スタートアップが事業により専念できる環境を実現するためのサービスです。
このセットアップマニュアルは、smartroundを活用したいと思っているスタートアップの方を想定して作成されております。投資関係確認・会計ツールとの連携・データ共有設定といったsmartroundを使いこなすために必要なステップを解説しておりますので、より一層のご活用にお役立てください。
smartroundを活用し、投資家とのコミュニケーションの効率化・データを使った自社業務の効率化を実現しましょう。

2. アカウントへのログイン

投資家から投資関係確認のためのURLが共有されますので、そちらのURLにアクセスしてください。下記のような画面が表示されますので、Emailとパスワードを入力し「ログイン」を選択してください。

3. 投資関係確認と証券データコピー

ログインすると以下のモーダルが表示されますので、「確認」を選択してください。
次に以下の画面が表示されます。投資家側で入力済みの証券データを自社データにコピーする場合は、「はい」を選択してください。
⚠️
もしすでに証券データを入力されていた場合、以下のようなモーダルが代わりに表示されます。この場合「保有者(紐付先または新規登録)」から、該当の投資家を紐づけいただくか、新規で投資家を登録する場合は、自動で表示される「+(投資家名)を新規登録」を選択し「確認」を押下してください。
また、この画面が表示された場合、「証券データのコピー」をするには別途行う必要がございます。コピーを希望する場合は、投資家に「証券データのコピー」を実施したい旨を依頼してください。 投資家が「証券データのコピー」のための操作を行うと、スタートアップ側で以下のように通知が表示されます。
「証券データを取り込む」を選択すると確認のモーダルが表示されますので、「取込む」を選択するとスタートアップ側へ投資家の証券データが追加されます。
ここまでで、「投資関係確認」と「証券データのコピー」は完了になります。
投資関係が確認済みになると、「証券データ」の「保有者」タブにおける、各保有者の「投資関係」の欄が「確認済」となります。
 

4. 経営管理smartroundで会計ツールと連携

freeeとの連携

経営管理smartroundにデータを入力する際には会計ソフトfreeeとの連携により、自動入力が可能です。
具体的な手順は以下の通りです。
経営管理smartround画面上部の「テーブル」を選択してください。
画面右上の「編集」から「外部サービスからデータを取込む」を選択すると、外部サービスとの連携画面へ遷移します。
freee会計の「API連携の設定」を選択してください。
「連携開始」を選択後、登録済みのメールアドレス・パスワードを入力しログインし、連携を許可してください。
連携を許可後、連携する事業所を選択してください。freee側で複数事業を閲覧可能としている場合、複数の選択肢が表示されます。
「連携状況」が「連携中」と表示されていれば、連携完了となります。
連携が完了した後は、外部サービス連携の画面から「データ取込み」を選択し、データ取込みを行うことができます。
インポートするデータをご確認の上、「取込み期間」、「入力済データの上書き」の項目を設定し、「取込む」を選択すると、freeeからデータをインポートすることができます。
「取込み」を選択すると、データの取込みを開始します。 取込み完了までに数十秒から数分かかるため、取込み状況の確認画面を定期的にリロードして完了をお待ちください。 データの取込み完了後、画面右側の「確認」を選択すると、取込んだデータ内容を確認することができます。

Money Fowardクラウド会計との連携

Money Fowardクラウド会計にログイン後、左メニューの「会計帳簿」から「推移表」をクリックしてください。
右上の「エクスポート」から「貸借対照表 (CSV)」または「損益計算書(CSV)」をクリックしてください。
ダウンロード一覧画面、「ダウンロード」ボタンからダウンロードしてください。
経営管理smartround画面右上の「編集」から「外部サービスからデータを取込む」を選択してください。
下画面に遷移後、「CSVファイルで一括入力」を選択してください。
Money Fowardクラウド会計からダウンロードしたCSVファイル「貸借対照表」と「損益計算書」をアップリードし、取り込むデータの最初の月を指定してください。「一括入力」を選択するとデータの取込みが完了します。
※「貸借対照表」と「損益計算書」を両方合わせてアップロードするとsmartroundに取り込める仕様となっております。どちらか一方のみのアップロードではsmartroundにデータを取り込むことはできません。

5. データ共有設定

データ閲覧権限設定

「つながり」画面から「会社間のデータ共有」を選択します。 ※グローバルヘッダの「会社間のデータ共有」からもアクセス可能です。
権限を設定する投資家の「データ閲覧権限」項目もしくは三点リーダーの「データ閲覧権限を選択」を選択します。
「データ閲覧権限を選択」画面が表示されるので、この会社に付与するデータ閲覧権限を選択し、保存できます。データ閲覧権限の新規作成や編集は、「データ閲覧権限を追加」から行うことができます。
付与したい権限設定を選択し、「保存」を押下してください。
以上で、投資家へのデータ閲覧権限の付与が完了しました。

6. さらに株主コミュニケーションを効率化するために

smartroundで情報を整理いただくことで、株主総会の招集手続き・資本政策のシミュレーション・株主への定期的な情報共有を効率化いただけます。詳しくは下記ガイドをご覧ください。